
デンタルインプラントは既に一定の知名度を得た治療法だろう。
歯というものの役割が比較的単純なことにも助けられて、現在用いられている人工臓器の中で最も完成度が高いと言われているそうだが、それも当然だと思う。何せ、追随するものが見当たらないのだ。現在のデンタルインプラントはブローネンマルク医師が開発したオッセオインテグレーション・インプラントに関する論文が一大センセーショナルを引き起こしたのは1982年のことだが、その時点で既に予後15年の症例が報告されていたというのだ。もう21世紀であることにすっかり馴染んだ現在に至っても、それ程安定した人工臓器は他に見当たらない。
さらにその後急速に研究開発が進み、今ではメンテナンス次第では天然歯同様に安心して使い続けうる人工臓器として当たり前に受け入れられている。
ここではそんなデンタルインプラントの話題を興味本意で思いつくままに書きつらねようと思う。